iPhone8の水没、水濡れ、、、自分で対処したつもりが、、、

iPhone8を水に濡らしてしまった!iPhoneを水没させたときの修理


iPhoneをうっかり水に落としてしまった、濡らしてしまった、そんなことありますよね?
今回なそんな不幸な「iPhone8の水没」のお話です。
iPhone8をお風呂にポチャッとしてしまったのが原因。
お持ちなったお客様の話ではいつもお風呂でiPhone8を使っていたらしく、いつものようにお風呂でアプリゲームを、と思ったところ、
手が滑って浴槽に落としてしまったというのが経緯のようです。
 
 
iPhone8は水に濡らしても大丈夫?

最近のスマホだと防水性能が付いている機種もあります。
そんな中ですが、実はiPhone8には防水性能はないのです。
iPhoneを水の中につけて「大丈夫!」なんてやっている動画などもありますが、iPhone8の機能としては
「防水」ではなく「耐水」が付いているのみ、日常生活の中で少し雨がかかった、濡れた手で触った程度だと問題ありませんよというレベルです。

アップルのサイトでも下記のように紹介されています。
iPhone 11 Pro および iPhone 11 Pro Max は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 4 m まで、最長 30 分間) に適合しています。iPhone 11 は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間) に適合しています。iPhone XS および iPhone XS Max は、IEC 規格 60529 に基づく IP68 等級 (深さ 2 m まで、最長 30 分間) に適合しています。iPhone SE (第 2 世代)、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone 7、iPhone 7 Plus は IEC 規格 60529 に基づく IP67 等級 (深さ 1 m まで、最長 30 分間) に適合しています。防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。

アップル公式サイト iPhone 7 以降の防沫・耐水・防塵性能について より

iPhone8についてはIP67等級、防塵性能のレベルが6、耐水性能のレベルが7という事です。

この耐水レベル7と言うのは、「常温の水で水深1mに30分間浸しても有害な影響を受けない」というレベルになり、また、
「永続的維持されるものではなく、通常の使用によって体制が低下する可能性があります。」と記載されています。
つまり、新品の状態であれば1メートル程度の深さに30分までなら大丈夫という事です。
 
今回のケースに当てはめて考えると、
使用年数・・・約1年
水の温度・・・約40度
水に濡れた時間・・・5秒程度

となり、使用年数・水の温度を考慮すると十分に有害な影響が出る可能性があるのです。
ちなみに、使用年数と書いていますが、年数が重要なのではないです。
使用年数が長ければそれだけ傷、凹み・ゆがみ、また外気による影響などでフレームの隙間が出来たり、耐水のための樹脂シールの劣化があったりするのです。
 

iPhoneの水没後の対応、自分で修理可能?

 
iPhone8を水に落としてしまった!
普通なら大慌てだと思います!急いで電源を確認したらうんともすんとも言わない、、、
泣くしかないですね。。。
そんな時、どんな対応をすればよいのでしょうか?
水没後すぐに対処して修理可能性を上げましょう!
 
水に濡らした後、必ずして欲しいのが、「乾いた布でしっかり拭く」という事です。
ケースなどを付けているのであれば外してしまいましょう。
また、しっかり拭くといってもiPhoneを振って中の水を取り除こうというのは止めてください!
iPhone内部で水が移動して重症化する可能性があります。
また、中に入っているsimカードも抜いてしまいましょう。購入した際の箱の中に説明書のような縦長の紙があり、その中にsimピンと呼ばれるピンが入っています。
それを使って側面のsimトレイを押し出し、simカードも吹いてあげてください。

 
巷で噂の方法、乾燥剤に効果はあるのか?

【iPhone水没 対処方】などとネットで調べると高確率で出てくるのが「乾燥剤や生米と一緒に袋に入れて保管しましょう!」という方法です。
この方法が実際に効果があるかと言うと、修理店としての回答は「意味なし!」です。
そもそも乾燥材などは空気中の湿気を除去する程度、風通しの良い場所に置くのと大差ありません。
お米も言わずもがな、直接手の届かないiPhone内部の水分除去に効果があるはずがありません。
中にはこの方法を試して効果があったという声もあるでしょう。
しかし、ぶっちゃけた話、一度水没しても電源が切れないような強い子・運の良い子(iPhone)だっているんです。
放っておいただけのiPhoneと、乾燥剤・お米と一緒に保管したiPhoneの助かる確率はほとんど一緒ではないでしょうか?
(とは言え、内部に水分があり内部基板を腐食したり錆びさせていっていることには変わりませんので、無事だといってもしっかり専門店に持って行きましょう。)
 
水没させたとき一番肝心なのは「時間」です
 
修理店がこの乾燥剤などの方法を否定するかと言うと、保管する時間が長いからです。
数時間保管してくださいというならまだマシですが、2~3日・中には5日程度保管してくださいというサイトもあります。
そんな長時間水分を除去せずにおいていると直るものも治りません。
何故なら、iPhoneの水没にとって一番の敵な時間だからです!
時間が経てば経つほどiPhone内部の金属パーツは錆びて行きますし、樹脂パーツもダメージを受けて行きます。
水没したら、可能な限り早く修理店に持って行きましょう!
 

水没後のiPhone全く元通りにはできません!一番大事なのは内部のデータ!

水没したiPhone8、その後は?
 
今回修理で持ってこられたiPhone8、こちらの修理の状況はと言うと、
上記でご紹介した巷の方法を実践した後でした。丸1日置いても電源が付かなかったとのことで修理依頼されたようです。
<参考画像>  
このiPhoneですが、予想通り内部には水がまだまだ入っている状態でした。
iPhone8に限らずiPhoneには無駄な隙間を無くすためパーツ一つ一つの間はほとんどすき間がありません。
逆に言うと水の逃げ道もなく、パーツとパーツの間に入り込んだままびったりくっついているのです。
この状態から基板を取り出ししっかり洗浄していきます。
ショートしている箇所、腐食している箇所も取り除いて電気の通り道を復活させていきます。
その結果、今回のiPhone8は無事電源が復活しました!
 
iPhone自体がダメでもデータがあれば大丈夫!
 
ただ、iPhoneが無事と言っても水に濡らす前の状態に戻るわけではありません。
基板部分はショートしていましたし、内部のこまかなところの錆びつきなどはなかなか除去できないからです。
その結果、いつ電源のシャットダウンなどの症状が現れてもおかしくない状況です。
いわば持病を抱えた状況、全くの健康体ではないのです。
しかし、iPhoneは人間の体と違い、記憶データや保存データはバックアップを取ることが出来ます!
バックアップを取り、別のiPhoneに移行することで今まで通りiPhoneを使っていただくことが可能です!

iPhone8以外にも対応可能です!


今回ご紹介したのはiPhone8の水没復旧でしたが、
当店ではiPhone以外にも様々な機種に対応しています。
最新のiPhone11、iPhone11proや、iPhoneSE2(iPhoneSE第2世代)からiPhone7iPhone6シリーズ、またはiPhone5やiPhone4Sなどの今やほとんど見かけなくなった機種まで幅広く対応しています。
また、実はスマホステーション錦糸町はiPhoneだけでなくAndroidのスマホの修理も得意としています。

お持ちのiPhone・スマホの水没修理、データ復旧なスマホステーション錦糸町まで!

2020年8月3日UNiCASE 錦糸町パルコ店ブログ